概要
事業趣旨
IT社会が進展するなか知的財産そのものであるデジタルコンテンツは、非常に高い経済波及や文化への理解、ブランド価値の向上などといった様々な効果をもたらします。
本コンテストはアイデアを競う場を提供することにより、デジタルコンテンツの表現技術の向上を図りコンテンツ産業をリードできる人材・クリエイターの発掘、デジタルコンテンツの普及促進、新潟におけるコンテンツ産業の育成・振興を目的に開催します。
「創造性のある人材」と「独創的なデジタルコンテンツ」は新潟の産業の活性化に繋がると考えています。
- デジタルコンテンツ・Webアプリケーション等の表現技術の向上
- 地域の活性化、地域文化への貢献
- 企業と生徒たちとのかけはし
- 応募対象者は小・中・高・大学生・短大生、専門・専修学校生及び社会人ならびにプロの方
- 表現(コンテンツ)はイラスト・CG静止画、デジタルフォト、動画アニメーション、アプリ、XRコンテンツ、企画書など
これまでの経過
平成12年、県専修学校各種学校協会(現:県専門学校協会)所属の専門学校からIT関連事業者等に、ホームページやCG等のコンテストを開催してほしいという要望が寄せられ、特に新潟県内で権威あるコンテスト事業の立ち上げを要請されました。そこで、平成13年5月、新潟県IT産業ネットワーク21が設立された機会に、「にいがたデジコングランプリ実行委員会」を発足、事業が開始されることとなりました。
第1回目となる「にいがたデジコングランプリ2001」は作品テーマを「新潟らしさ」として開催。平成14年9月3日付けで特定非営利活動法人登記を行い、「あなたの新潟」を作品テーマとして第2回「にいがたデジコングランプリ2002」を開催しました。
第3回「にいがたデジコングランプリ2003」の主たる作品テーマは「佐渡・日本海・夢・ルネッサンス」。新たにオーディション部門を設置し、実際の協賛企業からロゴやキャラクターなどのテーマを頂き、課題を制作するという趣旨で実施しました。募集部門は新潟県教育委員会の後援・協力を得て、新潟県内の小中学生を対象としたジュニア部門と、高校生以上を対象にした一般部門を設定して県外からも応募可能としました。
翌年の第4回「にいがたデジコングランプリ2004」は「にいがた夢構想」という作品テーマで行い、同時に、応募者の了承を前提にして各部門の入選作品を対象としたデジコンライブラリーを構築。協議会に入会することで非営利、営利を問わず誰もが利用できる素材流通(有料)の仕組みを運用させました。
第5回「にいがたデジコングランプリ2005」は震災復興の一助となるよう「わがふるさと新潟」を作品テーマとして実施、そして第6回「にいがたデジコングランプリ2006」は「にいがたの食と花物語」という作品テーマで行い、表彰式を「地域ICT未来フェスタ2006inにいがた」にて開催しました。
以降は「にいがたの宝物」「にいがたの歴史と文化」「にいがた自慢」「新潟から世界へ」「にいがた再発見」「うまさぎっしり新潟」「未来の新潟」「世界中の皆さんへ〜私たち新潟からの招待状〜」「EAT ART NIIGATA」と新潟にちなんだ作品テーマで毎年実施してきました。
2015年からは“新潟”にとらわれない、よりクリエイティブな作品を募集すべく、「カワイイ」(2015年)、「ワクワク」(2016年)、「イロドリイロドル」(2017年)というテーマで実施しました。
そして2018年には再び原点に戻り「新発見!ディスカバリーにいがた」(2018年)、「Welcome to Niigata」(2019年)というテーマで、新潟の魅力を広く発信できるような作品募集を行いました。
また、2020年は「ドキドキ」、2021年は「結ぶ、つながる」、2022年は「カラフル」をテーマに、多種多彩な「色」を表現した作品を募集しました。2023年は「キラメキ」というテーマのもと変化にとんだ楽しさを感じられる作品を募集しました。